気が強いチワワ
小さな体に似つかわしくないほどの大きな瞳が特徴的なチワワは、
常に高い人気がありますね。
甘えん坊で淋しがり屋のようにも見えますが、実は気が強い種類でもあります。
確かに、チワワはとても無邪気で遊んでもらうと喜びます。
また、臆病で用心深いという、繊細さも持ち合わせています。
犬でありながらも、その性格は猫にも似ていて、いつも自分のペースを崩しません。
甘えん坊ではないといっても、甘えたい時にはベタベタと近寄ってきます。
ところが、自分の気が済むと、さっきの甘えていた姿はどこへやら。
たちまちそっけない態度をとる姿は、やはり猫とかぶるものがあります。
チワワにその気がないときは、無理に抱き上げるのはやめておいた方が無難です。
嫌がるのをかまわず抱き上げると、迷惑だと言わんばかりの表情を見せます。
愛犬にそんな表情をされたのでは、こちらの方が淋しい思いをしてしまいますよね。
表情だけならまだしも、虫の居所が悪ければ、飼い主であろうと
噛みつかれる可能性もあります。
そんな事態を避けるためにも、自分の思いを押し付けるのは
やめた方がいいでしょう。
チワワは、一人ぼっちの留守番もお手の物。
1人にされて淋しがるどころか、誰に邪魔されることなく思うままに過ごせる時間を
思う存分満喫していることでしょう。
それなら、飼い主への依存性は低いのかというと、そうはいかないのが
マイペースなチワワです。
近寄ってくるのは甘えたいときだけ、それ以外はそっけないくせに、
飼い主の愛情は独占したがります。
もしも飼い主の愛情が他へ向けられると、攻撃的な犬へと変化してしまうのです。
それは、嫉妬をしている証拠です。
特に、新しくペットを飼うときや小さなこどもに対しては、
注意をしなくてはなりません。
一見すると、頼りないようですが、チワワの気の強さはかなりのもの。
怖がりであるにも関わらず、どんなときも強がります。
たとえ、恐怖に身を震わせていても。
自分のペースが乱されたり、不審者がいたりすると、噛みついていこうとします。
それは、気が強いというより、怖いからこそ「やられる前にやってしまおう!」
という表れなのかもしれませんが。
これらのことからもわかるように、チワワは自己中心的です。
物覚えは良いとは言えないため、何度もしつけようとすることもあると思います。
ですが、厳しくするといじめられてると勘違いしてしまうこともあります。
逆ギレして襲い掛かってくることもあるので、訓練には向いていません。
また、高いプライドを持っていることを忘れてはいけません。
強く叱りつけたり叩いたりすると、反抗的になってしまいます。
反抗的になるばかりじゃなく、チワワの頭を叩くことはいろんな意味で厳禁です。
チワワの多くは、頭部の頭蓋骨が開いています。
そのため、頭部を叩くと脳障害や意識障害の発作を引き起こすことがあります。
間違っても、頭を強く叩いたり衝撃を与えたりするようなことはしないでください。
犬といえば散歩が好きなイメージがありますが、チワワは例外です。
散歩をするより、家の中で自分の好きなように遊び回る方を好みます。
運動量もそれだけで足りるので、無理に散歩に連れ出す必要はないでしょう。
