甘えん坊なプードル
今も昔も、不動の人気を誇るプードル。
その種類は、体格によって4つに分けられます。
同じプードルでも、種類によって性格が違うのがおもしろいところです。
今のプードルの原型となったスタンダードなのは、自信に満ち溢れ、
常に落ち着いており、穏やかですぐに何でも覚えてしまう聡明なタイプです。
そのタイプよりも、小型のミディアムやミニチュア。
それらも穏やかな点では同じなのですが、人なつこさが加わります。
人なつこいながらも、自立心は旺盛。
そして、俊敏で明朗活発な性格は、やはり変わりありません。
プードルは、体のサイズが小さくなればなるほど、依存性が増して
甘えん坊になる傾向にあるといいます。
その証拠に、プードルの中でも小さなトイプードルは、かなりの甘えん坊さんです。
トイプードルより、さらに小さなタイプも登場しています。
「ティーカッププードル」と呼ばれる種類です。
名前の通り、その体はティーカップに入ってしまうほどの小ささ。
小さいだけじゃなくとても繊細な見た目をしているので、ヨチヨチ歩く姿は
まるでぬいぐるみのようです。
おちゃめでかわいい外見の通り、依存性は極めて強く、とにかく甘えたがるという
特徴があります。
プードルの被毛は、シングルコートでカールしています。
体をブルブルと揺すれば、それだけで簡単に水を弾くので、水に濡れても
乾くまでに時間がかかりません。
このシングルコートは、ほとんど抜け毛がないというメリットもあります。
小さなこどもがいると、犬の抜け毛が心配だと思いますが、
シングルコートのプードルなら、比較的安心できるでしょう。
プードルのトレードマークは、独特のカット。
このカットは、クリップと呼ばれています。
その見た目から、プードルにはおしゃれな犬というイメージがあります。
しかし、トレードマークとなっているカットは、可愛いだけのものじゃないんです。
実はクリップというカットには、ちゃんとした意味があります。
プードルは鳥猟犬として水の中に入ることがあります。
その際に冷たい水から心臓や関節などの大切な部分を守るという、
重要な役割を果たしています。
また、このカットにより、心臓や関節など以外の部分は、水の中で動く際に
水から受ける抵抗が軽減されています。
このように、ちゃんと考えがあっての作業用カットなんですよ。
近頃では、テディベアカットのプードルをよく見かけます。
テディベアカットは見た目が可愛いばかりではなく、
簡単に手入れができるというのも人気の理由にあるようです。
ただ、このカットにする場合、目の周りのカールした毛の処理には、
特に注意が必要です。
目の周りの処理をきちんとしなければ、眼病にかかってしまう可能性が
あります。
可愛く見せることばかりに気を取られてしまうと、
大切なプードルに辛い思いをさせてしまうことになりかねません。
隅々まできちんとケアをし、快適に過ごさせてあげたいものですね。
